イーロン・マスクの5つの特徴

イーロン・マスクは過去の偉人たちと肩を並べる存在になりました。よく比較されるのは、ニコラ・テスラ、スティーブ・ジョブズ、エジソン、ハワード・ヒューズといった錚々たる面子。

すでに偉人レベルになってしまったイーロン・マスクの特徴をこちらの記事を参考にまとめてみました。

1. つねに学習し続ける

イーロン・マスクはプログラミングも物理もロケットサイエンスでさえ独学で習得しました。子どものときから大量に本を読み(百科事典も含まれます)、知識と概念をインストールし続けてきたのです。

学習した内容は彼の意思決定に影響を及ぼし、さまざまな事業を通して世界に影響を与えています。シリアルアントレプレナーとして成功していくには膨大な学習が不可欠です。

イーロン・マスクは本物のワーカホリックです。1週間に100時間働くということを何年も続けています。彼の会社で一番よく働くのが彼自身。こちらの言葉が象徴的ですね。

他の人が1週間に40時間働いているなら、100時間働けば良い。他の人が1年かかることを4ヶ月で成し遂げる。(中略)これこそ事業家がもつべき労働倫理というものだ。

大きなビジョンを抱えてひた走るイーロン・マスク。短期的な利益を求めません。関わる事業すべてに自費を注ぎ込んでいます。倒産のリスクを顧みず、望むことを実現するため勇猛果敢に挑戦を続ける姿は鬼気迫るものがあります。

彼が取り組んでいるのは人類が何十年も解決できなかった難題。そんな無謀ともいえるチャレンジに人生をかけるのだから何かが麻痺しているのでしょう。

イーロン・マスクは優れたエンジニアでもあります。仲間と一緒に手を汚しながら仕事をする。Cレベル(経営幹部レベル)の人物がジュニアレベルと共に働くのは稀です。口を動かすより手を動かすタイプの親方みたいなリーダーですね。

リーン・スタートアップで腕まくりする姿勢の経営者。世界中の優秀なエンジニアが彼のもとで働きたいと集まる理由がわかります。

SpaceXのロケットが3回連続で打ち上げに失敗しても、彼は不屈の精神で挑戦を続けました。Teslaが倒産するかもしれない時期も歯を食いしばって乗り切りました。彼の執念は凄まじいです。

現状に満足することなく、批判をもとめて効果的なフィードバックループを形成する。類まれな精神力が為せる技です。

以上、イーロン・マスクの特徴をみてきました。21世紀の理想的な実業家の特徴を兼ね揃えているといって良いでしょう。

人類全体の発展を考えて、テクノロジーで世界を変えようとする経営者は多くありません。イーロン・マスクは最前線に立ってビジネスの限界を押し広げている稀有な存在ですね。